ひきこもっている子どもとの会話とは?
こんばんわ!
一日はあっという間に終わりますね。もうこんな時間になりました。
そして、もう一週間も終わろうとしています。
今日は息子がひきこもっている時に、どんな会話をしていたかを書いてみようと思います。
結果を先に言うと、
言葉のキャッチボールが「会話」だとしたら、
会話は全くありません。
あったのは、いつも通りの何気ない「声かけ」です。
「ただいま」
「ごはんだよ」
「おふろ湧いてるよ」
「もう寝るね、おやすみ」
「行ってきます。〇時ごろ帰ってくる予定だからね」
など、
返事は求めない声かけです。もちろん、声かけに対しての行動も求めません。
ひきこもっていても、「あなたの存在を忘れていないよ」という証の声かけです。
こんな声かけを何カ月したのでしょうか、今では忘れてしまいました。
こんな声かけを続けているうちに、
息子がリビングにみんなが起きている時間に姿を見せるようになり、
お風呂に入るようになり、
ご飯を時々一緒に食べるようになり、
気が付いたら、会話をしていました。
この時の会話をまた、キャッチボールに例えると変化球や速球は投げません。
取れるボールだけ投げます。
どんなことかというと、
息子が答えにくい質問のような会話はしません。
もっと言うと、
学校の話、
勉強の話、
将来の話などはしません。
そんな会話をしているうちに、息子時間で、話をしてくれるようになっていきました。
息子時間とは、
時に23時だったり、24時だった日もありました。
次の朝、早く仕事に行かなきゃならない日だったりしましたが、
とにかくこのチャンスを逃したくなかったので、
最後まで傾聴しました。
息子の話を否定せず、静かに聴きました。
気が付いたら、2時間くらい経っている日もありました。
こんな日がどんどん増えていき、
いつの間にか、本当の会話になっていました。
そして、今では息子はわたしにとって、大切な相談相手で、
息子も何かに迷った時は私の意見を聞くようになりました。
ここまで来るのに5年以上はかかりました。
だから、不登校になり、会話もしなくなり、子どもが何を考えているかわからなくなっても
焦らないでくださいね。
必ず、会話できる日は来ますから!
今日はこれでおしまい。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
(20日目 完)
“ひきこもっている子どもとの会話とは?” に対して3件のコメントがあります。
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中町家の幸せの形ですね。
普通の生活が、少しずつ広がって逝くのを感じました。素晴らしい❗
逝くが漢字になつてしまいました。間違いです。すみません。
加嶋さん、お世話になっております。
コメントありがとうございます。
今では本当に懐かしい話ですが、最中は本当に
「これいいのか?」「これは子どもを放置しているのではないか?」
など、とても悩みました。
けれど、うちの息子にはこの方法があっていたのか、今のような生活になりました。
ひとつの方法として、誰かのお役に立てたらいいなぁと思って書いてみたのですが、
加嶋さんに褒めていただけるなんて、とても嬉しいです。
ありがとうございます。