不登校の子どもが元気になる方法とは?
こんばんわ!
今日は不登校の我が子に関わって、8年目。
不登校の親の会を始めて2年。フリースクールカラフル・金沢に関わり始めて半年の私が感じたことを書きます。
私の中の物差しは普通ではないかもしれないですし、統計を取っているわけではないので、サラッとお読みくださいね。
Contents
学校に行かない選択はどこから?
・いじめ
・勉強についていけない。勉強が面白くない。
・学校内の人間関係(先生との関係、友人の関係、部活動での上下関係)
・発達障害からのいじめや学力不振等
・特別な原因はない
・今までの親の期待、自身の理想の自分からの脱力
などの子ども達と関わってきました。
この選択を選んだ背景は?
簡単に言うと、
「普通」「常識」の枠があるからだと感じます。
この枠から、外れているから「いじめ」になったり、一定のレベルが基本の勉強だから出来すぎても、出来なさ過ぎても、面白くないと感じたり。
自由なようで自由ではない社会が背景にあるように思われます。
そしてこの選択をした初期の子どもに対する親の対応は?
間違いなく「学校に戻す」ことに努力をしてる方が多数です。
これ、残念ながら
「逆効果」なんですよ。
そうしたい気持ちはとってもよく解ります。
行かない選択なんて、考えたこともない世代の私たちですから。
友達を作るのも、勉強をするのも、パソコンも携帯もない時代で、塾も一部の人しか行ってなかったのだから、そうかもしれませんよね。
けれど、
今はいろんな方法があるんですよね。
学歴は確かにあっても邪魔にはならないかもしれないけれど、
その学歴をどう自分の武器に出来るかどうかだと思うんです。もっと言えば、学歴ばかりではなくて、
その子がどう自分らしく生きていくかどうかだと思うんです。
その子のやりたいことが見つかったとき、それをするために必要な技術や知識があったらいいなぁと思います。
それが「学歴」ならそうだし、そうじゃなければ要らないんです。
エスカレーターに乗っていた方が、より早く目的地に行けます。
けれど、寄り道は出来ません。
スピードも一定で、早くも遅くもなりません。
なんか楽しくない…と感じてもおかしくないような気はしませんか?
昔は、早く目的地に行かなきゃならないと感じる時代だったのかもしれません。
それか、それしかなかったのかもしれません。
今はいろんな「のりもの」があります。
だから、まずは子どもが「学校に行かない選択」をした時は、
子どものその気持ちを受け入れてあげてください。
それから、また次のことを考えましょう。
けして、
「なぜ?」「どうして?」というような原因探しはしないであげてくださいね。
子どもの気持ちを受け入れてあげる
それが、学校に行かない選択をした子どもが元気になるひとつの方法ですよ。
今日はこれでおしまい。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
(19日目 完)