挑戦できる環境の中で「常識と非常識」
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令和2年2月22日 金沢市北倫理法人会で講話をさせて頂きました。
初めての講話ということもあり、早めに会場に行き、1人落ち着かない気分でいました。
不思議とドキドキするほどの緊張感はなく、ただ、初めての体験にそわそわ・ワクワクしていました。
テ-マは「常識と非常識」
私は子供が不登校になるまで、学校に対する「常識」
義務教育は
親は学校に行かせなくてはならない。
子どもは学校に行かなくてはならない。
と思っていました。
しかし、
日本国憲法第26条に以下が明記されています。
「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」
と、
子どもたちには教育を受ける 権利 が保障されています。
同じく第26条 第2項には、
すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
とあります。
実は義務教育とは、
義務教育の義務は、大人の義務なんです。
「子どもが教育を受ける権利」を守る義務が「大人にある」ということです。
どこにも
親は学校に行かせなくてはならない。
子どもは学校に行かなくてはならない。
とは記されていませんでした。
子どもの不登校をきっかけに私は常識を疑うようになりました。
いろいろ常識について調べてみると、
たとえば、今と昔の子育て。
(昔) 抱き癖が付くからあまり抱っこしてはいけない
⇒(今)気にせずにいっぱい抱っこしてあげましょう!
(昔)生後4カ月くらいになったら白湯(さゆ)や果汁を与えましょう
⇒(今)水分は、おっぱいやミルクで良い
(昔)子育ての中心はお母さん
⇒イクメン活躍!育休も使うお父さんもいる
でした。
昔と今ではずいぶん変わっていますよね!!
ということは???
常識とは???
どんどん時代に合わせて変わっていくもので、
昔非常識と捉えられていたことが今は常識になっている!!
世の中は常識外れが変えて往く
ということか!!
じゃあ、
全日制の学校、定時制の学校、通信制の学校、民間の学校、フリ-スク-ル、家 それら全部、
子どもが学びたいと思う場所すべてが、その子にとっての学び場だと認められる
日も来るということですね!!!
というような話を講話させていただきました。
この場所で緊張しすぎず、ワクワクと楽しみながら話せたのは
この場所にいる方々の暖かい空気を感じたからです。
失敗しても、誰にも責められることはないという安心感
私の初チャレンジを暖かく見守ってくれてる人の暖かさ
このような場所でお話をさせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
私もこんな環境を作れる大人になり、子ども達もどんどん挑戦して行けるようなって欲しいと思います。