子どもに必要な学校とは?
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明橋 大二先生
が代表の親と子のリレーションシップほくりく in 石川
に行ってきました。
今年は
世田谷区立桜丘中学校 元校長の西郷先生のお話がありました。
その中で、私が一番頭に残っているのは
非認知能力
でした。
認知能力とは、一般的には知能検査で測定できる能力のことをいい、
非認知能力とは下記の表のことを言います。
この非認知能力はどう育てるかについて、こう語られていました。
非認知能力の育て方
・子どもの言う事を否定しない。
・子どもの話を聞いてあげる。
・子どもに共感する。
・アタッチメントなど子どもとの触れ合いを積極的に行う。
・能力ではなく、努力をほめる。
・行動を強制しない。
と西郷先生は言われていました。
このことを踏まえて、
不登校の子を持つ親としては何が出来るか、
考えてみました。
・子どもの言う事を否定しない。⇒親目線、人生の先輩目線をやめ、子どもを1人の「人」として考え、否定しない。
・子どもの話を聞いてあげる。 ⇒とにかく、頭を真っ白にして聞いてあげる。
・子どもに共感する。 ⇒親としての立場、大人としての立場、経験値、世間体に惑わされず、純粋に共感する。
・アタッチメントなど子どもとの触れ合いを積極的に行う。
・能力ではなく、努力をほめる。⇒よそと比べず、小さなことでも子どもが努力したことに対してほめる。(例)学校に行けなかったとしても、行こうと思った事をほめる
・行動を強制しない。 ⇒無理に学校へ行かせない。家にいるなら勉強や家事だけでもしろと言わない。など..
これは、私の解釈ですので、それぞれ違うとは思います。
なので、一つの考え方としてご参考になればと思います。
これを書いていて、ふと思ったのですが、
見守るとは
非認知能力を育てること=見守る
だと私は思いました。
この木は、どうやってここまで大きく育ったのでしょうか?
人がひっぱって伸びたのでしょうか?伸びろー伸びろーと毎日、言い続けて大きくなったのでしょうか?
この木が小さい時は
もしかしたら、添え木をしたかもしれません。
肥料をたくさんあげたのかもしれません。
水も与えたのかもしれません。
けれど、
大きくなったのは「木」自身ですよね。
しっかり大地に根を張るまでの間は、
添え木や肥料・水やりなどをしていても、
ある程度大きくなったら、木自身の伸びる力を信じるしかありません。
雑草は、刈っても刈っても、これでもかーーーーー!!というくらい生えてきます。
雑草には水やりも、肥料も添え木もしなくても、力強く生えてきます。
このことを元に、
我が子のことを考えてみましょう。
なにか気づくことがあるのではないでしょうか…..
見守ることは目に見える認知能力のようではないけれど、
きっと非認知能力が育っていき、
自分で考え、決断し、行動できるようになり、
結果、雑草のように力強く、大きな木のようにしっかり根を張って、生きていってくれたらいいなぁと、私は思います。
きょうはこれでおしまい。
最後まで読んでくださってありがとうございましゅ。
(16日目 完)