話を聴くことと、話を聴いてもらうこと

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話を聴く

先日、フリ-スク-ル カラフル金沢に

輝きクリエイティブ中本明宏さん

がお越しくださいました。

中本さんから、「話を聴く」一つの方法を伝えていただきました。

話を聴く…

相手の音に合わせること。

ん???

どういうこと??

 

と最初は思いました。

 

話す人の音….

 

まだ理解しきってはいないとは思いますが、

声のトーンのことだと思いました。

話し始めから、話の結末が良い話であれば、

優しい音、

明るい音、

元気な音で、

話の結末がそうでなければ、

沈んだ音、

暗い音、

怖い音のように聴こえます。

 

その音に、聴き手側の声(音)も合わせて相づちをしながら聴くということ。

 

と私は理解しました。

確かに、自分の話を聴いてくれているかどうかは、

聴き側の相づちの声のトーンで感じると思います。

その音がずれていると、気持ち悪いから。

たとえば、

いつも聴いてる音楽が、ドラムがずれていたり、歌の音がずれていたりしたら

気持ち悪いですよね!それと同じかなぁと。

 

そして次は、

真剣に聴くと疲れを感じること

は、どう回避したらいいのか、中本さんに聞いてみました。

 

相手を助ける方法を探すことやアドバイスをしてあげようという気持ちを捨てること。

 

え??

悩み事を相談されている時って、アドバイスや解決する方法を探しているからじゃないの??

 

私は今まで、そういう場面では、

「この方の何かお役に立てることはないかなぁ」を

思いながら、聴くことが多かったです。

それを思いながら聴いていると、話されている途中でも、

こんな方法があるよ!!

こういうふうにすればいいよ!!

その考え方だとしんどいよ!!

など、私の頭の中にはいろんな事がグルグルします。

 

こんなときもあります。

相手の話から、相手が今、

どんな状況から、

こういう風に考えて、

何を解決したいのか、

どんな答えを求めているのか、

私にできる事探し

分析しながら聴くときもあります。

 

これを捨てることだと、私は理解しました。

 

話すことにより、

自分の考えが整理され、何を自分が考え、どんなことに困っているのか悩んでいるのか、明確に

なることがあります。

そして、答えまで自分で出せることがあります。

その答えが正しいとか間違っていることよりも、

自分の出した答えは、即、自分自身が納得できる答えになっていると思います。

 

 

一生懸命、自分が役に立てること、答え、アドバイスを探すから疲れるのだということが

わかりました。

 

聴き側が相手のためになることを探すより、

相手の解決する力を信じて、ただ聴くことの大事さが

中本さんのお話から、ズーンと心に伝わりました。

その後、前から行きたかった

お-ぷんはうす(不登校の親の会)に行ってきました。

ここでは、話を聴いてもらいました。

話ができる安心・安全な場所で、

自分が素の自分になれ、

帰る頃には、心がホカホカになりました!!

同じ日に聴く側と、

聴いてもらう側の体験ができ、

本当に充実した1日でした。

 

 

Sitoa(シトア)でも、

フリ-スク-ル カラフル金沢でも、

今日の体験を大事にしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

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